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就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「マインドマップ」の講義

DoLA / パテ

2021.07.21


岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。
一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」
「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。
希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。
それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。
電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。
一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。

ドーラの講義をご紹介いたします。

【マインドマップ】

マインドマップとは、頭の働きを活性化してくれるノート法です。

イギリス人教育者のトニー・ブザン (Tony Buzan)が、40年以上前に考案し、世界中で
使われるようになりました。
日本でもここ10年、マインドマップに関する書籍が多数出版されており、ビジネスパーソンや教育関係者を中心に注目を集めています。

マインドマップは、このように様々な方向に広がる私たちの「連想」、つまり自然な
思考プロセスを、そのままノートの上に反映したノート法です。
マインドマップを使うことで、頭の中で起きていることが「見える化」されるため、考える
ことがラクになり整理されます。

今回は「信頼される人になるためにどうしたらいいか」をマインドマップで考えました。

何かを信じる時に使う言葉である「信用」と「信頼」。
同じ意味だと思って混同してしまいがちかもしれませんが、両者の意味は実は違うのです。
たとえば、「信頼関係」とは言っても「信用関係」とは言いませんね。
身近にある金融機関も「信用金庫」であって「信頼金庫」ではありません。
この違いは何でしょう。

「信用」とは過去の行動や成果を評価して確かなものであると受け入れることを指します。

一方、「信頼」とはある人物に対して、未来の行動を信じて期待することを指します。

企業等における採用面接の場面で考えてみると分かりやすいでしょう。

面接官は、学歴や仕事歴など、「応募者の過去のこと」についてのデータを集め、そこから「信用」の度合いを測るでしょう。
たとえば、学歴・職歴といったことがそれにあたります。

一方で、応募者の話し口調や性格など、パーソナルな部分も同時に見ています。

見た目・姿勢・態度・身だしなみ・口調・言葉遣い・性格・人柄などがそれです。

パーソナルな部分に関しては明確な保証はどこにもなく、直感に近い形で応募者を信じるか
信じないかのどちらかになります。
このように、裏付けのないことについて、相手を信じることも「信頼」なのです。
また、「信用」は成果物や行動に対する評価という一方的なものであるのに対し、「信頼」
には人に期待を寄せる気持ちとその期待に応えようとする気持ちによる双方向のやり取りが
あります。

皆さんは「アドラー心理学」をご存じですか?

アドラー心理学における「信頼」について少し触れてみましょう。
「信頼」は、期待とそれに応えようとする気持ちの双方向のやり取りがあると述べました。
そこで、もし期待通りに相手が行動しなかった時、「裏切られた」といった気持ちになった
ことはないでしょうか。
アドラー心理学は、「信頼」と裏切りという感情を切り離しています。
アドラー心理学とは、オーストリアに生まれたアフレッド・アドラーが築き上げた心理学で
あり、現在の自分の意識や行動が未来を形作るという目的論がその特徴です。
アドラー心理学において、「信頼」とは、他者を信じるにあたり、条件を付けないことを
言います。
信用できるだけの客観的な材料がなくとも、相手をとにかく信じ切ることが「信頼」と定義
されるのです。
とはいえ、もし信じ切った相手に、騙されたり良いように利用されたりしたらどうするのかと感じる方もいらっしゃるでしょう。

そんな疑問に対して、アドラー心理学は次のように答えます。

以下は、アドラー心理学がテーマとなっている著作『嫌われる勇気』の一節です。
あなたから裏切られてもなお、無条件に信じ続けてくれる人がいる。
どんな仕打ちを受けても、信頼してくれる人がいる。そんな人に対して、あなたは何度も
背信行為を働くことができますか?   [出典:『嫌われる勇気』p232]

どんなことがあっても、まずは信じてみることが深い人間関係を築くことにつながると、
アドラーは説いているのです。
逆に疑いの気持ちから人間関係を始めると、その不信感が相手にも伝わり、築けたかも
しれない良好な関係を損なうことにつながるという考え方でもあります。

アドラー心理学における「信頼」についても、ひとつの考え方として頭に入れておくのも
良いでしょう。

機会があれば本を読んでみるといいですね。

「信頼関係」という言葉をよく耳にすると思います。
「信用関係」とはあまり言いませんね。
「関係」という言葉があるので、自分1人ではなく、相手がいるということです。
「信頼」とは、その字のごとく「信じて頼ること」です。
お互いに信じ、頼り合える間柄のことを「信頼関係」といいます。
信頼関係は、どんな人間関係でも築くことができます。
会社の同僚や上司、夫婦、恋人、さらに親子の間でも、信頼関係を育むことができます。
また、信頼関係がないことで、思わぬトラブルが発生することもあります。
だからこそ信頼関係は、暮らしていく上で必須のものなのです。
良好な信頼関係があれば、どんないいことがあるのでしょうか。

たとえば、職場の同僚や上司と信頼関係が築けていれば、士気の高いチームができるで
しょうし、お互いに励まし合うことで、きっといい成果があげられると思います。

生活していく上でも、働く上でも大切な「信頼関係」を上手に育むためにはどうしたら
いいでしょうか?
また、信頼される人になるためにはどうしたらいいでしょうか?
一緒に考えてみましょう。

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