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シパツウ - C-POWER通信

就労移行支援事業所C-POWER WorkingSupportドーラ「マインドマップ」の講義

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は・身体・知的・精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

ドーラの講義をご紹介いたします。

【マインドマップ】

マインドマップとは、頭の働きを活性化してくれるノート法です。
イギリス人教育者のトニー・ブザン (Tony Buzan)が、40年以上前に考案し、世界中で使われるようになりました。
日本でもここ10年、マインドマップに関する書籍が多数出版されており、ビジネスパーソンや教育関係者を中心に注目を集めています。
マインドマップは、このように様々な方向に広がる私たちの「連想」、つまり自然な思考プロセスを、そのままノートの上に反映したノート法です。
マインドマップを使うことで、頭の中で起きていることが「見える化」されるため、考えることがラクになるのです。
今年の8月で、ドーラは8周年を迎えます。
今年も「8周年成果報告会」を開催予定です。

今回の報告会のテーマは「私のプレゼンテーション」です。
今の自分がドーラで頑張っていること、取り組んでいること、将来の夢などを5分間の持ち時間で発表します。
今日は、マインドマップでその準備を整理して考えてみました。
「プレゼンテーション(Presentation)」の語源は「プレゼント(Present)」からきていると言われています。
聴き手に対してあなたの提案をプレゼントするという意味です。
R-Meで「話す・聞くためのルール・マナー・エチケット」を学びました。
売り込みたい自分のことを聴き手にプレゼントする。
どうしたら聴き手に自分のことが伝わるかを考える準備です。

次の3つについて意識して伝えていきましょう。

① 理解・・・聴き手がわかるように話します
② 納得・・・聴き手が『なるほど!』と思うように見せます。
③ 行動・・・聴き手が○○さんの発表を聞いて『自分も頑張ろう』と思えるように
       行動します。

発表で終わりではありません。
発表した後の残りのドーラでの時間を充実したものにするために、この成果報告会をスタートにしていきましょう。

内容や構成を考えましょう。

① 結論を先に伝えるように意識する
② データや数字を活用して開設する
③ 具体的な事例・体験談を話す
④ はじめの1分で心をつかむ

話し方を工夫しましょう。

① 相手に聞こえる大きさではっきりと話す
② 早口にならないようにする
③ 笑顔で話す
④ 難しい言葉や専門用語を簡単な言葉に言い換える
⑤ 「あの~」「えーっと」等のつなぎ言葉は言わない

たたずまいや身だしなみも気をつけよう。

① 雰囲気に合った服装・靴にする
② 胸を張って堂々とする
③ 発表原稿をなるべく見ないで姿勢を正す

何度も練習しておこう。

① 事前に何度も繰り返し練習する
② 自分がプレゼンしている様子を撮影する
③ 他の人にプレゼンを聞いてもらう
④ プレゼンの上手い人のまねをする

さぁ、成果報告会までの残りの時間をうまく使って、準備をしていきましょう!