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シパツウ - C-POWER通信

Home Economics
生活を見直そう!

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupportドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

将来の自立した生活に向け、知っておくと良いことについてご紹介いたします。

【Home Economics】

Home Economicsの講義を通して、衣食住・家族・保育・消費生活・環境など家庭生活に
関わる身近で具体的な内容を学んでいきます。

それによって社会制度や自然環境・文化などの世界的な状況が、現在の私たちの家庭生活と
つながっていると気づくことができると思います。

今回は、自分の生活を見直す時間になりました。

理想的な生活に近づけるための4大要素

理想的な生活に欠かせない要素とは何か、ご存じでしょうか。
この段落では、理想的な生活に近づけるために意識すべき4つの要素を取り上げ、それぞれについてくわしく紹介します。

  1. 自分の時間を作る

第一に、自分のための時間を持てるように、時間的なゆとりを作ることです。
毎日、家事や仕事に追われる生活を続けていると休息時間が不足して疲れがたまって
しまいます。

それだけでなく、趣味など好きなことをするために使える時間が足りなければ、精神的な
ストレスを解消したりリフレッシュしたりすることもできません。
そのような生活は理想とは程遠いといえます。理想的な生活には「時間のゆとり」が
欠かせないのです。

自分の時間を作るためには、仕事や家事の効率を向上させる等、いままでのやり方を見直して改善をはかる必要があるでしょう。

  1. 充分な睡眠をとる

理想的な生活を送るためには心身のコンディションを良好に保つことが必須です。
そのために最も大切な要素は良質の睡眠をとることといえます。

睡眠の質を良くするためには、まず、規則正しい生活を送りましょう。
毎朝、同じ時間に起床して日光を浴びることにより、頭と体が目覚めて活動モードに
入ります。
日中に適度な運動をすることも体のリズムを整えるのに役立ちます。

起床してから14~16時間程度が経過すると、体は睡眠モードに傾いていくため、入眠しやすくなるような生活習慣を心がけましょう。
部屋の照明を落とす、夕食は就寝の3時間前までに済ませる、寝る前の数時間はパソコンや
スマートフォンなどの液晶画面を見ないようにするといった工夫をすると効果的です。

  1. 栄養バランスのとれた食事をする

健康を維持するためには栄養バランスのとれた食習慣がとても大切です。
ご飯やパン、麺類などの主食にくわえて、肉・魚や豆製品などのたんぱく質、野菜など、
できるだけたくさんの品目を毎日食べるように心がけましょう。
特に、緑黄色野菜は不足しがちのため、意識的に摂取することが大切です。
温野菜などにするとかさが減って量を食べやすくなります。
また、少々のお酒やタバコもストレス解消法として必要という人もいるでしょうが、
体に良いことはないため、量が増えすぎないように注意しましょう。

  1. 適度に運動をする

元気なまま長生きすることも、理想的な人生を送るために大切な要素といえるでしょう。
適度な運動をする生活習慣は免疫力を高めて健康長寿に導きます。「疲れているから動き
たくない」と感じている人もいるかもしれませんが、じっとして動かないよりも軽く体を
動かしたほうが心身の疲れを解消しやすいという説もあるのです。

運動といっても、わざわざ時間とお金をかけてジムなどに通う必要はありません。
エレベーターを使って上がっていた場所で階段を使うようにする、バスや電車を利用して移動していた区間を1駅分だけでも歩くといった、毎日の生活の中でも無理なく運動をする機会はたくさん見つかります。
適度な運動は良質な睡眠にもつながるため、負担にならない程度から生活に取り入れて
みてください。

皆さんはドーラに通所する準備をどの時間に済ませますか?
また、必要な物は何でしょう?

・飲料水 ・携帯食 ・スマートフォン(携帯電話) ・お金 ・常備薬 ・持病薬

・ホイッスル(防犯ブザー) ・身分証明書 ・ティッシュペーパー ・ハンカチ


・眼鏡(コンタクトレンズ) ・家族の写真 ・家族の連絡先 ・筆記用具 ・化粧品


・マスク ・ビニール袋 など

今月はとくに、足元・洋服・清潔な身なりについて重点的に意識して取り組んでみましょう。