Home Economics
2021年の生活を見直しましょう!
岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。
将来の自立した生活に向け、知っておくと良いことについてご紹介いたします。
【Home Economics】
Home Economicsとは、「家庭科」の意味です。
家庭科は、暮らしの感性を磨き、生活力を身につけるために学びます。
障害の有無に関わらず、一人ひとりの夢を叶える自立した生活に向けて、「家庭科」を
学び自分の生活を見直す時間をもちましょう。
今回のテーマは「今年の生活の見直し」です。今年を振り返って、皆さんの2021年は
いかがでしたか?
理想的な生活に近づけるための4大要素
- 自分の時間を作れる
自分のための時間をもてるように、時間的なゆとりを作ることが大切です。
毎日の通所で個人課題・作業訓練に取り組みながら、いろんなことを考えていると疲れが
たまってしまいますね。
趣味や好きなことをするための時間が足りなければ精神的なストレスを解消したり、
リフレッシュしたりすることもできません。
理想とは程遠いといえます。
理想的な生活には「時間のゆとり」が欠かせないのです。
- 十分な睡眠をとる
理想的な生活を送るためには、心身のコンディションを良好に保つことが必須です。
そのために最も大切な要素は、良質の睡眠をとることといえます。
睡眠の質を良くするためには、まず規則正しい生活をおくりましょう。
毎朝同じ時間に起きて日光を浴びることにより、頭と体が目覚めて活動モードに入ります。
日中に適度な運動をすることも体のリズムを整えるのに役立ちます。
起床をしてから14~16時間程度が経過すると、体は睡眠モードに傾いていくため、
入眠しやすくなるような生活習慣を心がけましょう。
部屋の照明を落とす、夕食は就寝の3時間前までに済ませる、寝る前の数時間はパソコンや
スマートフォンなどの液晶画面を見ないようにするといった工夫をすると効果的です。
- 栄養バランスのとれた食事をする
健康を維持するためには、栄養バランスの取れた食習慣がとても大切です。
ご飯やパン、麺類などの主食に加えて、肉・魚・豆製品などのたんぱく質、野菜など
できるだけたくさんの品目を毎日食べるように心がけましょう。
特に緑黄色野菜は不足しがちになるので、意識的に摂取することが大切です。
- 適度に運動する
元気なまま長生きすることも、理想的な人生を送るために大切な要素といえるでしょう。
適度な運動をする生活習慣は、免疫力を高めて健康寿命を延ばすことです。
「疲れているから働きたくない」と感じている人もいるかもしれませんが、じっとして
動かないよりも軽く体を動かした方が心身の疲れを解消しやすいという説もあるのです。
毎日の生活の中でも無理なく運動をする機会はたくさんあります。
適度な運動は良質な睡眠にもつながるため、負担にならない程度から生活に取り入れて
みましょう。
2021年もあとわずかになりました。
今年はどんな1年でしたか?
これからの残りの12月は、振り返りと目標設定の時間になります。
今年の自分を肯定しながら、自分の成長を感じてみましょう。
そして、来年2022年はどんな1年にしたいか、しっかりと考えてみましょう。
きっと今年よりも良い1年になるヒントがあるでしょう。
私たちは生きていることが奇跡なのです。
生きているだけで素晴らしいという思いと、「生かされていること」への感謝が湧き出れば、きっと良い1年になりますよ。
今から来年が楽しみですね。