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シパツウ - C-POWER通信

札勘

岐阜県多治見市にある
「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は
・身体
・知的
・精神
など何らかの障害がある18歳から65歳の方が

就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、
「Design Of Life Academy」
の頭文字をとって名付けた事業所で、
障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、
生きるために何を学び、
社会の中でどう自立して生きていくかを考え
「自分の人生設計をしていく場」です。

一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、
働くために必要な訓練を
「共通課題」
「個別課題」
「自由課題」

に分かれて行います。

希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。

それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。

電話応対やパソコン訓練、
コミュニケーション能力など、
社会に出るために必要な力をビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。

一人ひとりの
「こんなふうに働きたい」
を考え、
そのためには何が必要か、
今の自分を知り、
環境を知り、
自分の役割を知ることができるように、
毎日の訓練を大切にしています。

ドーラの講義をご紹介いたします。

【トリビア】

トリビアとは、
雑学的知識、
あまり知られていない事実、
豆知識のことをいいます。

今回はお札の数え方のトリビアです。

お札を数える練習をするためには、
大量のお札が必要です。

実際に一万円札や千円札で用意してもいいですが、
・50枚
・100枚
のお札を準備するのは難しいので、
ドーラでは「模擬紙幣」を使って練習しています。

・レジ担当者や経理
・事務担当者等の業務
・冠婚葬祭や医療費の支払いなど、

多くのお札を数える機会がある方も多いと思います。

お札の数え方を知っていると、
そのような機会で素早く正確にお札を数えられるため役立つでしょう。

正しいお札の数え方をすることで、
ミスなくお札を数える、
スムーズに数える、
作業スピードが上がる等が可能になります。

札勘には
「縦読み」

「横読み」

の2種類のお札の数え方があります。

「縦読み」
はお札を縦に持ち、
1枚1枚めくって枚数を数えるやり方です。

縦勘(たてかん)と呼ばれることもあります。

縦読みの特徴は、
違う種類のお札や破損したお札が紛れていた際に発見しやすい点です。

お札を1枚ずつめくって確認していくため時間はかかりますが、
お札をお客様に見せながら一緒に数えることができるので、
安心感を与えることにも繋がります。

また、
お札の枚数が少なくても使える数え方なので、
日常生活でお札を数える際にとても便利です。

「横読み」は、
お札を扇形に広げてから枚数を数えるやり方です。

横勘(よこかん)と呼ばれることもあります。

横読みの特徴は、
お札を素早く数えられる点です。

縦読みと違い、
異なる金額のお札や破損したお札を見分けることは難しくなりますが、
4、5枚を1つの単位として数えるため、
慣れると縦読みよりも素早く数えられます。

また、
お札を扇形に広げて数えるため、
見た目も華やかな数え方です。

縦読みは、
数えるお札が少ない場面でも素早く正確に数えられる数え方です。

横読みは、
より素早くお札を数えられるため、
大量のお札を扱う際は縦読みと合わせてダブルチェックするとミスを防げます。

縦読みと横読み両方の数え方を用いれば、
お札の数え間違いを減らすことができます。

縦読みと横読みの2つをマスターして、
かっこよくお札を数えられるようになるといいですね。