岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。
一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」
「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。
希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。
それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。
電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。
一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように毎日の訓練を大切にしています。
今回は講義の中から「テクニカルスキル」をご紹介いたします。
【テクニカルスキル】~整理整頓のコツ~
整理整頓の意味
整理・ 不要なモノを取り除くこと。
整頓・乱れているモノが整った状態になること。
正しい整理整頓は、
①不要なモノを捨て(整理)
②モノを整える(整頓)
の順番になります。
モノの整頓ができない人は、日常生活で迷うことが多くなります。
理由は、モノが散乱していて、一つのことに集中できないからです。
1、整理・整頓ができない人
重たい荷物(整理ができない)を背負っているため歩くのも大変で、道にも迷ってしまう
(整頓ができない)
2、整理ができなくて、整頓ができる人
荷物が重くて歩くのは大変だが、道には迷わない。
3、整理ができて、整頓ができない人
荷物は軽いが、道に迷ってしまう
4、整理・整頓ができている人
荷物は軽く、ゴール(夢や目標)まで一直線に進める
整理整頓は、このようなイメージです。
あなたはどれにあてはまりますか?
仕事ができる人
整理整頓ができる人は、仕事もできる人が多いです。
理由の一つは、集中できる空間を作れているから です。
◆仕事ができる人
◆仕事ができない人
仕事ができる人は、特別なことをしているわけではなく、今しなければいけないモノを
取り出して 行動しています 。
このように考えると、整理整頓の大切さが理解できると思います。
「常に今やるべきことを収納棚から取り出す」という習慣を、日常生活に取り入れて
みましょう!