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シパツウ - C-POWER通信

講義紹介 「トリビア」

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神など
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。

一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」
「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。

希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。

それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。

電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。

一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。

ドーラの講義をご紹介いたします。

 【トリビア】

今回のトリビアでは「お酒の基礎知識」について学びました。

みなさんはお酒を飲んだことがありますか?

お酒はおいしく楽しく飲むことが一番です。

いろいろな種類があるお酒。会話のネタや知識として製造方法を知っておくことも
いいですね。

社会人として飲み過ぎに注意してお酒を楽しみましょう。

お酒とは?

ビールやワイン、日本酒などよく知られたものから日本ではなじみのないものまで、世界には非常にたくさんのお酒が存在しています。

これらのお酒に共通していることといえば、「アルコール」が入っているという
ことでしょう。

お酒そのものを指す言葉として使われることもあるアルコールは、本来は酵母菌が糖分を
分解し発酵させる過程で生じる成分のことです。

お酒に含まれているアルコールは「エチルアルコール」、もしくは「エタノール」と
いいます。

お酒を飲むと酔ってしまうのはこのアルコールの作用によるもので、成分が体の中で分解されるまで酔った状態は続きます。

なお、お酒の種類によってアルコールの度数は大きく異なりますが、日本においては
「酒税法」によって「アルコール分が1度以上の飲料」がお酒であると定義付けられています。

お酒の種類

さまざまな種類のあるお酒ですが、製法によって3種類に大別できます。

酵母菌によって発酵されたものをそのまま飲む「醸造酒」と、醸造酒を加熱し蒸留して
作られる「蒸留酒」、醸造酒や蒸留酒に果実や香料、糖などの副原料を加えて作られる
「混成酒」です。

醸造酒の代表的なものとしてはワイン、ビール、日本酒などが挙げられます。

また蒸留酒には、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラムなどがあります。

混成酒には梅酒などの果実酒やリキュールが該当します。

味や見た目が全く違うお酒であっても、製法から分類すると同じグループに当て
はまるのです。

「正しいお酒の飲み方」=「適正飲酒」とはどのようなことでしょうか。それをわかりやすく簡潔に整理したものが「適正飲酒の10か条」です。

  1. 談笑し 楽しく飲むのが基本です
  2. 食べながら 適量範囲でゆっくりと
  3. 強い酒 薄めて飲むのがオススメです
  4. つくろうよ 週に二日は休肝日
  5. やめようよ きりなく長い飲み続け
  6. 許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
  7. アルコール 薬と一緒は危険です
  8. 飲まないで 妊娠中と授乳期は
  9. 飲酒後の運動・入浴 要注意
  10. 肝臓など 定期検査を忘れずに

しない させない 許さない 20歳未満飲酒・飲酒運転

お酒を飲むときは、この「適正飲酒の10か条」を実践することが肝要です。

適量を適正な方法で飲めば、医学的にも健康にも良いといわれています。

皆さんも「適正飲酒」を実践することにより、美味しいお酒を楽しく飲み、健康で幸せな生活を過ごしてください