岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神など何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
【職業人講話】
C-POWERグループでは、地域の職業人をお招きし「働くこと」を一人ひとりが考える「職業人講話」の時間があります。
今月はC-POWERグループ内の就労継続支援A型事業所「TRID」より髙木職員にお越し頂きました。
◆職業人講話の目的◆
➀それぞれの職業生活を理解する
②働くことの目的や意義を考える
③自分の生き方や将来設計を考える
④地域の良さや地元への愛着を深める
⑤社会に出ていくことへの意識を高める
髙木職員の「3つの大切にしていること」
①自分を知り自分と向き合うこと
②自分を大切にすること
③時間を大切にすること
「自分を知り自分と向き合うこと」
幼少の頃から病気がちの自分の体調から、自分の体質と向き合うことで気持ちが楽になった。自分にとっての健康とは何か?どうすると健康な状態が継続できるか?を考えてみよう。
自分に合った仕事や働き方は自分にしか分からない。様々な職種がある。
自分をよく知り、自分で考える力をつけていくことが大事。自分の健康管理方法を見つけていくとよい。
「自分を大切にすること」
周りの人のことや、嫌なことは目につきやすい。相手を責めるのではなく、自分を客観的に見てみることが大事。
相手の軸で生きるのではなく、自分軸を持つこと。それは自分勝手や自分本位ではない。その時自分は何をして、何を思ったのか考えてみる。自己プロデュース力を身に付け、他の人のことよりも、自分がどう見られ、どう動くことが良いか考えてみるとよい。自分の人生を生きよう。
「時間を大切にすること」
自分の人生の時間は限られている。過去の経験が今やこれからに活きてくることがある。それが無駄か無駄じゃないかは自分次第。今を生きるために必死過ぎて目の前のことしか見えていないこともある。
過去の時間や経験も大事にしながら、今と未来を大事にしてほしい。
睡眠によって心も体も休まる。自分を休めてあげることも大事。
自分を大事にできる人は、他の人も大事にできます。そして人によって価値観が違うことも学びました。いろんな人の話を聞いて、自分のヒントにしていくことで、自分の人生ももっと楽しい時間が増える気がしました。
希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。
一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。
ドーラで一般就労を目指して訓練してみませんか?
お問合せ先
C-POWER WorkingSupportドーラ
0572‐26‐8523 担当:河内 (かわち)