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シパツウ - C-POWER通信

職業人講話 6月

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神など何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。C-POWERグループでは、地域の職業人をお招きし「働くこと」を一人ひとりが考える「職業人講話」の時間があります。

◆職業人講話の目的◆
➀それぞれの職業生活を理解する
②働くことの目的や意義を考える
③自分の生き方や将来設計を考える
④地域の良さや地元への愛着を深める
⑤社会に出ていくことへの意識を高める

【今月の講師】

今月はドーラ卒業生でC-POWERグループ内の就労継続支援A型事業所「TRID」より長谷川職員にお越し頂きました。


長谷川さんの経歴
2015年10月から2年間、ドーラを利用。ドーラで様々な問題集に取り組まれる。漢字の勉強を始め、のちに漢字検定準2級を取得。その後簿記の問題集に興味を引かれ簿記の勉強を始める。問題集の他に動画を駆使して勉強し半年後、簿記検定3級に合格し、その1年後簿記検定2級を取得。ドーラ退所後は、C-POWERグループ 就労移行支援A型事業所 TRIDに入社。取得した簿記資格を活かして総務・経理業務を担当。

【講話内容】

「継続力の大切さ」
仕事は同じ作業を繰り返すことがほとんどです。ただ、同じ作業を繰り返していると新しい発見ができます。
「やりにくいと思っていた作業ができるようになった」
「昨日より早く作業を終わらせることができた」
新しい発見とは自分の成長。
繰り返すことで自分の成長に気づくことができます。継続することを大切にしてほしい。

「失敗からの教訓」
長谷川職員は以前仕事でミスをされました。そのミスはとても一人では解決できず周囲の方に相談しました。すると、周囲の方が協力してくださり無事に終わることができました。長谷川職員はこの出来事から1つ教訓を得ました。
それは頼れる先を増やすこと。 自分1人では限界がある。そんな時に周囲の人の力を借りる。すると1人ではできなかったことが解決できると話されました。頼れる先を増やすためには、日頃から挨拶を大切にすること、コミュニケーションを取ることを大切にしてほしい。挨拶やコミュニケーションは自分という人間を伝えることができる大切なことと伝えてくださいました。

1人1人の目指す目標は違いますが、毎日目標に向かって勉強や訓練を継続することが大切です。ドーラでは個人の目標にあわせて訓練をしています。訓練を続けやすい環境を整えています。ドーラで一般就労を目指して訓練してみませんか? 見学・体験・実習ができますので、まずはお電話にてお問い合わせください。

お問合せ先 C-POWER WorkingSupportドーラ
0572‐26‐8523  担当:河内 (かわち)