岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。
一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」
「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。
希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。
それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。
電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。
一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。
ドーラの講義をご紹介いたします。
【トリビア】
現在、健康への働きを表示できる保健機能食品には、
「特定保健用食品(トクホ)」
「栄養機能食品」
「機能性表示食品」
の3種類があります。
「トクホ」
には厳しい認定基準があり、国が食品ごとに効果や安全性を審査しています。
「栄養機能食品」
は、既に科学的な根拠が確認されたビタミンやミネラルなどの国が定めた
栄養成分を基準量含んでいる食品であれば、特に届け出なくても表示
できます。
一方、「機能性表示食品」
は消費者庁に必要な書類を提出すれば審査はなく、国の基準値なども
設定されていないので、企業の責任において健康への働きを表示
できるのが大きな違いです。
3つの保健機能職員は「食品」に分類されるものであり、予防や治癒を目的とした有効成分の効果と安全性が国に認められている「医薬品」や、育毛剤や入浴剤などの「医療部外品」とは異なります。
機能性表示食品は、疾病の診断、治療、予防を目的にしたものではないことを留意して
ください。
「医薬品」は主に、「病気やケガの治療や予防」を目的にしています。
厚生労働省より、有効成分の効果が認定されている成分が配合されているものを指していて、大きく2つに分類されます。
1. 医療用医薬品・・・病院などで診察後に処方されるもの。処方箋が必要となる。
2. 一般用医薬品・・・医師の処方は不要。ドラッグストアや薬局で購入できる。
「医薬部外品」は主に、「予防や衛生」を目的としています。
厚生労働省が認めた効果・効能に有効な成分が、ある一定の濃度で配合されていて、その効果が期待できるということが特徴です。
ちなみに、薬用化粧品も化粧品と名前に入っていますが、有効成分の効果・効能を認められたものなので、「医薬部外品」になります。
「化粧品」は主に、「外見を美しくしたりすること」を目的としています。
ファンデーションなどメイクに使うものの他に、シャンプーや歯磨きなども「化粧品」に
分類されます。
毎日使う前提に作られているので、作用が緩和です。
ただし、「医薬品」「医薬部外品」と違って、「有効成分」による効果・効能を認められた
ものではありません。
「医薬品」は販売資格が必要なので、ドラッグストアなどでも陳列されている「棚」が
違うことに気づいている方も多いと思います。
また「医薬品」「医薬部外品」には、それぞれパッケージにその旨が記載されています。
さらに医薬部外品には、有効成分の効能・効果(例:肌荒れ・皮膚の殺菌・ニキビを防ぐ)の
具体的な内容が書かれているので、見分けるポイントになります。
特定保健用食品(トクホ)
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、
「コレステロールの吸収を抑える」
などの表示が許可されている職品です。
表示されている効果や安全性については国が審査をおこない、食品ごとに消費者庁長官が許可しています。
栄養機能食品
一日に必要な栄養成分(ビタミン・ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・補完のために利用できる食品です。
すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届け出などをしなくても、国が定めた表現によって機能性を表示することができます。
機能性表示食品とお薬の違い
医薬品は、特定の疾病や症状に対する予防や治療効果が認められているもので、認定された
疾病の予防や治療効果があることを記載することができます。
機能性表示食品はお薬とは異なるため、病気の治療として用いることはできません。
身近にある様々な商品を見てみましょう。
そして、ご自身の食生活を振り返ってみましょう。
たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものではありません。
過剰な摂取が健康に害を及ぼす場合もあります。
病気にかかっている方は、医師・薬剤師に相談した上で摂取しましょう。