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シパツウ - C-POWER通信

読書のススメ
「『やめる』という選択」

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて
生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介いたします。

「『やめる』という選択」            著者:澤 円 氏」

僕たちはもっと、「やるべきこと」から自由になっていい
「やめる」というのは、別に難しいことではありません。
たしかに、これまでずっと続けてきた何かを一気に変えることは大変ですが、心に
のしかかっていた“重し”をひとつずつ取り除くようにやめていけばいいのです。
たとえば、普段の行動を振り返る時間をつくり、「とくにやらなくてもいいかな」と思うことを洗い出して、そのなかの1つだけをやめてみる。
それは、苦手な仕事を他の誰か得意な人にお願いすることかもしれないし、義務感から出席
していた定例の集まりを1回だけ約束しないことかもしれません。
自分ができる「小さな行動」から、はじめていけばいいでしょう。
なにを、どのようにやめていくのかについての具体的な方法で大切なのは、これまで当たり前のように続けてきたなにかを「やめる」と決め、行動を根本的に変えていくあなたの
姿勢です。
これまでと同じことをしていれば、いつまでも同じままで何も変わりません。
いや、埋没コストである以上、どんどん状況が悪化していく可能性があります。
これまでの人生に「埋没」してしまう前に、いまこのタイミングで、これまでとは違う思考
・行動に変えていく必要があるのです。
「やめる」という選択をすると、新しい自分に出会えます。
その新しい自分とは、毎日をワクワクして過ごせる自分です。
本当に好きなことをしながら、充実感に満たされて1日を終えられる自分です。
多様な人たちとフラットに関わり合いながら、豊かな時間を過ごせる自分―。
それこそが、あなたの「幸せな生き方」につながっています。
一度きりの人生を存分に味わい尽くすために、「やめる」ことを堂々と選択して
いきましょう。

自分というOSを思い切ってアップグレードしよう
「自分のクオリティ・オブ・ライフを上げていく」という視点に立つと、やはり自分を根本的に変えていく姿勢が欠かせません。
この変化し続ける時代の中で、ずっと同じことをしているだけで満足できる人は、ほとんど
いないのではないでしょうか。
「常に自分をアップデートしよう」と思ってきましたが、もはや「アップグレード」という
言葉に変えた方がいいと感じています。
過去の自分の考え方やあり方を一度リセットして、マインドセットをアップグレードする必要があるのです。

自分をアップグレードさせていくには、自分のことを客観的に見ないといけません。
そして、自分をオープンにすることで、周りの人が集まってくるでしょう。
はじめは勇気が必要ですが、自分の試行錯誤のプロセスも含めて丸ごとオープンにすることで、自分のコンテンツを作っていく方法になるはずですね。