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シパツウ - C-POWER通信

就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「トリビア」の講義

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。

一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」
「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。

希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。

それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。

電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。

一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。

ドーラの講義をご紹介いたします。

【トリビア】

今回の「トリビア」は「読考書発聞」です。

漢字ばかりで難しい言葉のようですが、「読む」「考える」「書く」「発表する」「聞く」という学ぶ上での大切な行動である動詞を組み合わせて作った講座です。

C-POWERグループでは「職場の教養」という冊子を使用しています。

「職場の教養」は、一般社団法人倫理研究所が毎月発行している朝礼用の冊子です。

社会人としての行動指針や職場の人間関係、仕事のコツ、失敗への対処法、心の持ち方などが学べます。

この非売品である「職場の教養」は、時事の話題など幅広い内容を「一日一話」の読み物
として掲載しているものなので、働く上での心がけなど、毎日を意識して取り組むには
最適です。

今回は、この「職場の教養」を読んで、自分の考えを発表したり、仲間の意見を聞いて自分の考えと比べたりしてしながら、思いを深めていきます。

時間が余ったら、文章をそのまま丁寧に書き写し、集中して取り組む時間を過ごしています。

今回のテーマは「相手の立場に立つ」という内容でした。

立場が変われば、物の見方は変わります。何か思い通りにならないなと感じたときこそ、
自分本位の考え方を改め、相手の立場も想定してみたいですね。

視野の広い見方、考え方をすると、きっと何かにイライラしたり相手を責めたりする心も
消えていくでしょう。