人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて
生きています。
そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介いたします。
「書くだけで自分が9割変わる」 著者:中司祉岐氏

「書く」ことをきっかけに、家出生活や挫折から脱却
人生や仕事でいい結果を出したいけれど、何をすべきかよくわからない。
そのような悩みを持っている人は多いかもしれません。
人はどうしてやるべきことに迷ったり、行動を後回しにしてしまったりしてしまうのか。
答えは意外と簡単です。それは、自分のことをよく見ていないからです。
では、どうしたら自分と向かい合えるのでしょうか。
時間に余裕がある人は座禅を組んだり、カウンセラーに相談したりするのもいいでしょう。
でも、もっと手軽な方法があります。
毎日7分、その日の自分の行動を紙に書いて、振り返る。
それだけで自分のことが見えてきて、目の前の問題を乗り越えられるようになるのです。
私たちは1日1日を漠然と過ごしがちです。
しかし、それでは同じところをグルグルと回っているだけで、進歩がありません。
一歩でも前進しようと思ったら、漠然と流れがちな毎日に楔を打ち込んで、そこを足掛かりにして自分を成長させなくてはいけません。
その足掛かりが、毎日書くことなのです。
- その日に起こったことを紙に書きだし、しっかり見つめ直す習慣を身に付けよう
- 記憶が無くならないうちに毎日細かく書き出すことが大切
- 問題点は毎日コツコツ考えることで良いアイデアに結びつく
- 日々の行動の隙間時間を使って1日を振り返ろう
現状を改善するなら、まず問題点を明確にすることが先決です。
当たり前のようですが、最近は、この当たり前のことがないがしろにされがちです。
今はビジネスでも四半期決算が一般的になりました。
いち早く結果を出すことが求められるので、多くの人は問題点をじっくり考える余裕がなく、お手軽な特効薬に頼ろうとします。
しかしその安易な解決策に飛びついたせいで問題を根本的に解決できません。
いい結果を出し続けられる人になるためには、スピードが求められる今のような時代に
おいても、あえて一度立ち止まって考える勇気をもつことが大切です。
昔から「急がば回れ」といいますが、仕事や人生でも同じ。
一見、遠回りに見えても、最初に問題点を明確にしてから走り出したほうが最終的に早く
目的地に到達できるのです。
では、流されがちな毎日においてしっかり立ち止まり、自分の抱えた問題点を明確にするためにはどうすればいいのでしょうか。
そこで役に立つのが毎日問題点を紙に書きだして振り返ることです。
日々の行動を振り返れば、周りの環境や自分の強み弱みを把握でき、自分がどこでつまずいているのかという問題点が浮かび上がってきます。
やみくもに問題を解く前に、まず自分が解くべき問題を紙に書きだして導き出す。それが、
自分を変えるための第一歩になります。
・やりたいことが見つからずに焦っている人
・忙しくて自分の足許を見る余裕がない人
・解決策が分からずに現状を打破できない人
・何かと自分に言い訳して、行動しない人
このうちに1つでも当てはまる人は、毎日の行動を紙に書きだして、振り返ってみると人生が変わるかもしれませんね。