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七夕飾りをつくりましょう!

DoLA / パテ

2021.07.05


岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

将来の自立した生活に向け、知っておくと良いことについてご紹介いたします。

【Home Economics】

Home Economicsとは、「家庭科」の意味です。

家庭科は、暮らしの感性を磨き、生活力を身につけるために学びます。

障害の有無に関わらず、一人ひとりの夢を叶える自立した生活に向けて、「家庭科」を学び
自分の生活を見直す時間をもちましょう。

今回のテーマは「七夕飾りをつくりましょう」です。

7月7日の七夕は、織姫様と彦星様が年に一度再会できる大切な日。短冊に願い事を書けば、願い事が叶うかもしれないおまじないとしても有名です。

改めて織姫と彦星のストーリーをみてみましょう。

昔、天の川の西岸に織女というお姫様が済んでいました。
織女はその名の通り、織物がとても上手なお姫様でした。
お父さんである天帝も、織女をとてもかわいがっていました。

そんな天帝は娘にぴったりの婿を探していました。
東岸に住む勤勉な牛使いの牽牛の話を聞き、天帝は2人を引き合わせます。

2人は惹かれあい、結婚することとなりました。
ところが、2人は結婚すると働くことをしなくなってしまったのです。

怒った天帝は2人を引き離してしまいました。
しかし悲しむ2人の様子を見た天帝は、七夕の日だけ、天の川で2人が会うことを許したと
いわれています。

以来、牽牛は毎年7月7日が来ると、天の川を渡って織女に会いに行きました。
でも、その日に雨が降ると、天の川の水かさが増して渡ることができません。
すると、鵲(かささぎ)が集まって翼を広げ、橋となってくれたのです。

この織女は琴座の「ベガ」、牽牛は鷲座の「アルタイル」という星をさしています。
この2つの星が、年に一度だけ、7月7日の夜に接近することが、この伝説の由来となったと
されています。

ただし、中国でもこの伝説は諸説あり、日本でも複数のストーリーが存在します。

また、当時の中国の宮中では毎年7月7日に「乞巧奠(きこうでん)」という行事が
ありました。

乞は願う、巧は上達、奠は祭るという意味があります。

これは、女性たちが織女のように、「針仕事や織物が上達しますように」と神様にお祈りを
するお祭りでした。
次第に、芸事全般の上達を願うようになっていったとされます。

短冊の色は、青、赤、黄、白、黒の5色が使われています。
七夕の歌『たなばたさま』にも「五しきのたんざく」という歌詞が出てきますよね。

でもなぜ5色なのか知っていますか?

この5色は、古代中国の陰陽五行説に由来します。
陰陽五行説では、「木、火、土、金、水」の5つの要素が、この世のものすべての根源であると唱えています。
そして、それぞれの要素には色があります。

木=青

火=赤

土=黄

金=白

水=黒

短冊の色は、この陰陽五行説の色を表しているのです。

紫(黒)の短冊は、”学業”に関する願い事
「勉強が出来ますように」や「テストや受験がうまく行きますように」など学業成就は
紫や黒の短冊に書きます。

赤の短冊は、両親や先祖に”感謝”する事
「いつもありがとう」や「元気でいてね」などの願い事はの短冊に書きます。

白の短冊は、”規則”や”義務”を守る達成の願い事
「○○をやる」「寝坊しませんように」などルールを守る願い事はの短冊に書きます。

黄色の短冊は、”人間関係”に関係する願い事
「おともだちがたくさんできますように」「人見知りが治りますように」など、人間関係に
関連する願い事がおすすめです。

青(緑)の短冊は、”成長”に関係する願い事
「○○できるようになりますように」や「○○をなおせますように」など、人間力を高める
願い事がいいとされているので、自分の苦手なこと、短所をなおしたいという願い事が
おすすめです。

笹の葉につけられるのは短冊だけではありません。
よく見ると、紙を様々な形に切ったものが飾られていますよね。
でも、ただの飾りではありません。それぞれにもしっかりと意味があるのです。

吹き流し

くす玉のような球体の下に、たくさんの紙テープが垂れさがっている飾りです。
これは織姫の織り糸を表したもの。
七夕の時期になると、商店街などに大きな吹き流しがたくさん吊るされますよね。

神衣(かみこ)

紙の人形または着物を模した紙の飾りです。
裁縫の上達の願いが込められています。
また、これを飾ると生涯着るものに困らなくなるといわれています。

ひし形つなぎ

裁縫が上達するように、という願いが込められています。

ちょうちん

本物のちょうちんではなく、折り紙で作られたちょうちんです。
織姫と彦星にあかりをささげるための飾りです。

折鶴(千羽鶴)

鶴は長寿のシンボルであり、長生きの願いが込められています。

網飾り

文字通り、漁師が魚を捕るときに海に放つ網を模した飾りです。
大漁の願いが込められた飾りです。

財布

折り紙で折った財布の飾りです。
金運上昇の願いが込められています。

くずかご

七夕飾りを作る際に出た紙くずを、折り紙で作ったくずかごの中に入れて飾ります。
物を大切にする、という意味が込められています。

これら七夕飾りや笹は、七夕が終わると川に流していました。
ただし、現代では環境汚染になってしまいますので、燃えるごみの日に出しましょう。

今夜は、暗くなったら空を眺めてみましょう。
雨降りの多い季節ですが、天の川が見られるといいですね。

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