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    「心屋流 戦わないで生きていく」

読書のススメ
「心屋流 戦わないで生きていく」

DoLA / パテ

2021.04.09


人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて
生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。 

「心屋流 戦わないで生きていく」          著者:古庄由佳 (うさこ) 氏

何もなくても素晴らしい

そう思えるのが本当の自信

人にほめられるようなスゴイ仕事ができたら。
それによって、たくさんのお金が得られるようになったら。
そうすれば、きっと誰からも素晴らしいと認められる人間になれるのではないか。

私の心のどこかでそう思っていました。

そうすれば、みじめな自分を感じずにいられる。
自分のことをかわいそうな人だと思わずにいられる。
そうやって頑張り続けてきたことが、ぽっかりとなくなってしまった。
それは心に大きな穴が開いたような喪失感。
まるで誰からも必要とされていないような、みんなに置いてけぼりにされたような敗北感で
した。

あのときには気づけなかったけれど、今の私なら何か違うことに気づけるかもしれない・・・。

心が空っぽになったまま、そんなことを考えていたとき、心屋さんが言っていることを思い出しました。
「何かができる、何かを持っている私だから素晴らしいと思うのは、本当の自分ではない。
何もなくても『私』だから素晴らしい、そう思えることが本当の自信なんだよ」
何もなくても素晴らしい。
何もできなくても素晴らしい。
何も持っていなくても素晴らしい。
私は、私というだけで、すでに素晴らしい。

「何もなくても、私だから大丈夫」と思えることが、本当の自信。
はじめて聞いたときは、何も持っていないのに素晴らしいなんて、とてもじゃないけど思え
なかった。
全然腑に落ちなかった。
だって、病気を隠してまで、できないことをできると偽ってまで、何かできることで、何かを得ることで、自分という人間の存在価値を証明したかったんだもの。

そんなことに納得したら、今までの人生は一体何だったの?ってことになってしまう・・・。
だけど、今の私は、まさにすっからかん。
仕事は減っていく一方。

独身に戻ったし、特別に自慢できるようなこともない。

貯えもほとんどない。

好きだと思っていたことも、本当は負けたくないからやっていただけだった。

こんな、ないない尽くしの私でも、本当に素晴らしいのだろうか。

こんな、ないない尽くしの私でも、本当に大丈夫なのだろうか。

ん?

でも、今日もちゃんと生きている。
困ったことがあれば、相談にのってくれる人がいる。
お金がないと言いながらも、好きな人たちには会えるし、好きな場所にも出かけられている。

あれ・・・?これって、もしかして幸せって言うのかな?

これって、もしかして大丈夫ってことなのかな??

何かを持っている私だから、ではなく、何も持たない私のままで、付き合ってくれる
人がいる。
病気のことを話しても、相変わらず、一緒にいて助けてくれる人がいる。
いるだけで素晴らしい。
いるだけで愛されている。
いるだけで価値のある存在。

それってもしかしたら、こういうことなんじゃないだろうか。
だったら、人に負けないためにもうがんばらなくてもいいじゃないか。
かわいそうな人だと思われたっていいじゃないか。
才能があってもなくてもいいじゃないか。
どうせ私はいるだけで素晴らしいのだから。

空っぽなのに、なぜかあたたかい安心感に包まれている。
今まで経験したことのないような感覚。

私は「いつも勝ちたい」そう思って取り組んでいます。
しかし、勝てないことの方が多い。
そのたびに傷ついて、疲れ果ててしまいます。
「何もしなくても素晴らしい、愛される存在の私」と信じながらも、「何かしたらもっと素晴らしいんじゃない?」と頑張りたくなってしまう。

ポジティブとネガティブはいつでもワンセットです。
どちらも心豊かに生きていくうえで大切モノです。
ネガティブもOKにしながら、ポジティブをキャッチして、「幸せな私」になっていきたいと思いました。

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