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シパツウ - C-POWER通信

読書のススメ「新しいキャンプの教科書」

 人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

「新しいキャンプの教科書」                 監修:STEP CAMP

今年の世相を反映する「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。
コロナ禍で遠出はしにくいが、多くの人がキャンプ場に足を運び楽しんだ2020年。そんな中、「ソロキャンプ」がトップ10入りを果たしたのです。
ユーチューブ番組「ヒロシちゃんねる」のアウトドア動画が話題となった、ソロキャンパー芸人のヒロシ(48)が、受賞者として登壇しました。
ヒロシは「ありがとうございます。でも僕じゃなくて『ソロキャンプ』なんですよね?」と感謝しつつも小首をかしげた。
かつて「ヒロシです」のフレーズと自虐的なネタで売れたことを振り返り、「何で17年前には呼んでくれなかったんでしょうかね。
でも、久しぶりの華やかな舞台です」と笑いを誘ったようです。ヒロシは「ごみを持ち帰るなど、マナーをしっかり守って欲しい」と呼びかけました。

今回は、「そもそもキャンプって?」という初心者の私でも読みやすかった本をご紹介いたします。

キャンプで身につく「生きる力」

薪を拾って火をおこす、調理する、外で寝る。たった数日のキャンプでも、それは野外での生活だ。キャンプのスキルは、野外で生きていく力でもある。
キャンプは、日常生活とはかけ離れた野外生活でもある。便利なキャンプ場があるとはいえ、スイッチひとつで火が着くコンロや、暖かいも涼しいも思のままのエアコンのある「家」に比べれば、やっぱっり不便だ。こうした少々の不便さを楽しむのもキャンプの醍醐味だが、加えてもう一つ、キャンプ生活での経験は、生きる力を身につけることでもある。たとえば、大きな災害が起こり、電気やガスが止まってしまったら・・・。これは野外生活によく似た環境であり、キャンプのスキルがあれば、無駄に慌てることなく過ごすことができるのではないだろうか。家にキャンプ道具があるということも、もしもの時の備えとなる。キャンプの経験を積んでいることで、「いざとなったら、屋外でも生活できる」スキルが身につく。

それは自分や家族を守るための自信にもつながっていくだろう。