人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて生きています。
そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。
「空気は読まない」 著者:鎌田 實 氏
KYって初めて聞いたとき、なんのことだかわからなかった。
「空気が読めないヤツ」のことだと教えてもらった。
KYって言われたくなくて、みんなが、空気にとらわれはじめた。
なんか、おかしい。空気は読めるが、空気に流されないことが大切なのではないか。
空気は読めるが、空気をかきまわしたほうがいいときもある。
『「空気」の研究』って本があった。
昔、みんなが空気感染して、なんだかわからないうちに、ぼくたちの国は戦争をしてしまった。
「空気」を読んでばかりいると、あの時代のように、人は、自分の意見や意思を、見失ってしまうのではないだろうか。
ときには、流れに身をまかせてみるのもおもしろい
結婚したいけど、できない男たち、女たちはどうしたらいいのか。「男性に必要なのは、もっと自分を磨くこと。経済力をつけること。コミュニケーション能力をつけること」うーん、女性のニーズに応えるのは大変イバラの道だと同情してしまう。
では、女性には何が必要か。「今の女性たちは、自分磨きはもう充分。むしろ、積極的に外に出ていき、男性に声をかけること」男たちはプライドが高く、傷つきたくないと思って萎縮している。
だから、女性から声をかけるしかないという。
男も女も、たいへんな時代になったものだ。「結局は、流されてみることが大事なんです」ドキッとした。
いいな、いいな、と思った。こういうの大好き。そうか。婚活なんて言い出した張本人も、内心じゃあ、結婚活動なんてくだらないと思っているのかもしれない。
結婚なんてものは、しても、しなくてもいい。相手を選ぶも、その人と結婚するかどうか決めるときも、あまり頭デッカチにならず、計算しすぎたり、将来を予測しすぎたりせず、「なんとなく」でもいいのかもしれない。
流されてみよう、ときには運命や時代の空気を受け入れて身をまかせてみよう、ときには時代の空気に流されない。
そう言い切る一方で、ときには流されて、ゆらゆらと生きていくのもけっこういいものだ、と思う僕がいる。
もちろん、その前提として、自分の核をきちんともっていることが大事だけれど、ときには柔軟に流れに身を任せてみたり、自ら流れに飛び込んでみたりするのも、おもしろい。自分というものの幅が、ぐんと広がる。
しょせん、人生も結婚も、なるようにしかならないのだから。空気って見えないものだけれど、感じることってありますよね。
「空気を読め!」って言ったり「空気を読み過ぎて弱気になるな!」と言ったり。
どっちなんだー!!どっちも大事な時がくるんですよね。
その空気をうまくつかんでいきたいものです。
空気って掴める??ってなっちゃいますが・・・。