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    「わたしが障害者じゃなくなる日」

読書のススメ
「わたしが障害者じゃなくなる日」

DoLA / パテ

2020.11.06


 人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて
生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

「わたしが障害者じゃなくなる日」            著者: 海老原宏美 氏

障害はなくせるの?

社会が変われば障害はなくなっていく。
こういう考え方が社会モデルです。
今、世界中で社会モデルの考え方が当たり前になってきています。

障害のある人が地域の中でふつうに生活できるように、何か困ったことがあれば、
社会がちゃんと変わっていく。
「車いすだと、ここは上がれないね」
「目が見えない人は参加できないね」
「しかたないよね」

そんなふうに多くの人が諦めています。
障害のない人は、障害がある人の生きづらさになかなか気づきません。
諦めている人がいることにも気づいていないかもしれません。
そんな無関心な気持ちが、まさに障害をなくす障害になっているのです。
車いすの人は、スロープやエレベーターがあれば障害を感じなくなります。
目が見えない人は、音声ガイドや、今何が起きているか説明してくれる人がいれば、
障害を感じなくなります。

「こういうふうにすれば、障害はなくなるんじゃない?」みんなの考えを変えていくことが、社会にとってとても大事です。

障害者って、特別な人だと思っていませんか?
障害者は、車いすの人や目の見えない人、耳の聞こえない人だけではありません。
たとえば、おなかの大きな妊婦さん。
ベビーカーを押しているお母さん。
杖をついているお年寄り。
よちよち歩きの小さな子ども。
日本に来たばかりで言葉の通じない外国人。
この人たちに共通するのは、生活するときに困ったり、不便だったり、危険を感じたり
していること。
社会モデルの考え方では、みんなが障害者です。

たとえば、メガネのキミ。
メガネを忘れたら、いろいろなものが見えにくくなるよね。
それも障害です。
社会の中で生活していて、これは使いにくいなとか、これはやりにくいなと思うことが
あったら、それはぜんぶ障害なのです。
そう考えると、だれもが障害者に近いと思いませんか?

障害をなくすには、その人が頑張って解決するのではなく、社会全体を変えていくことが
大事です。
社会の仕組みを調整し、だれかに不便なものが不便じゃなくなるようにしていくのです。
わたしは今まで、人に会うたびに「がんばってください」と言われてきました。
車いすだし呼吸器もつけているから、大変そうに見えるのでしょう。

「えらいわね。応援しているからね」

でも、本当は「応援」なんていらないの。
私は頑張る必要はないのです。
どんな障害があっても、暮らしやすくなるように、あきらめなくてすむように、社会が頑張らなきゃいけないのです。

C-POWERグループの取り組みの1つでもある「たじみTRY」の趣旨と同じことが書いて
ありました。
「障害はその人でなく、社会の側にあるのだ」と。
障害のある人が、毎日頑張って生きなくちゃいけないのではないのです。
障害のある人が楽しく、暮らしやすい社会であれば、誰にとっても生きやすい世の中に
なるはずです。
そんな社会をつくりたい!
そう思っているC-POWERグループ。
たった一人のわたしたち。
でもその一人が変われば、皆が変わって、社会が変わって、「障害がなくなる日」がやって
くるのです。

そんな未来をC-POWERグループと一緒に見ませんか。

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