TOPICS

シパツウ - C-POWER通信

「Home Economics」

【Home Economics】
Home Economicsとは、「家庭科」の意味です。

家庭科は、暮らしの感性を磨き、生活力を身につけるために学びます。
2016年7月~11月に20歳以上の社会人の男女1200人に「家庭科を学ぶ意義」について調査した結果、なんと95%以上の人が「家庭科を学んでよかった」と答えています。
家庭科での学びの習得内容は、

  1. 衣食住の知識と技能の習得
  2. 家族や家庭生活、子どもや高齢者、社会福祉などの理解
  3. 消費生活や環境に配慮した生活についての理解
  4. 人の一生と将来を見通した生活設計などの理解
  5. 家庭・地域社会の問題や課題改善への取り組み
  6. 生活を科学的にとらえる視点の習得

などです。
障害の有無に関わらず、一人ひとりの夢を叶える自立した生活に向けて、「家庭科」を学び自分の生活を見直す時間をもちましょう。
今回は2回目の「家庭科」の講義です。
前回ははじめて「指編み」をしてみました。
指編みは、指を動かすことと、指で直接毛糸に触れながら作業するので、脳に良い刺激を与えると言われています。
今回はその指網みでできた毛糸を「使えるもの」として作品にしていくことにしました。
どんなところに使えそうか考えてみました。

次は、自分だけのオリジナルエコたわしにしていくために、形を考えます。

イメージする作品の形はどれが正解ということがありません。
一人ひとり自分で考えた形にしていきます。
そして作るものは「エコたわし」です。
エコたわしは洗剤を使わないで家中お掃除できるので、環境にはもちろん、赤ちゃんやお子さんにもやさしいのです。
冬の食器洗いやお風呂洗いの、洗剤による手荒れの心配もありません。
キッチンスポンジのようにヌメリなどもつきにくく、1つでとても長持ちします。
作りたい形が決まったら、形が崩れないように編んでとめていきます。

違う色の毛糸と組み合わせて、花のような形にしたり、もっと毛糸で編んでいったりしながら、自分の作りたい形を目指します。

まだまだ作りたい形があったり、もっと長く伸ばして編んだりしたい方もいらっしゃったので、次回も続きで編んでいきます。
初めての指編みは、「難しそう。。。」と思っていましたが、やってみると「楽しい!もっとやりたい!」に変化した方がほとんどでした。
どんなこともやってみないとわかりません。

今回完成した方の使い心地も、次回は感想をお聞きしたいと思います。