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多治見市子どもの権利セミナー

2025年7月30日水曜日、多治見市子どもの権利セミナーに参加させていただきました。

これは毎年この時期に開催されるものです。全国で4番目に多治見市子どもの権利に関する条例」という、子どもたちの権利を守るための大切なルールを作りました。

最近の相談では特に、lineでの相談が多いようです。

2023年に始まった「こども基本法」という法律が制定され、「子どもはみんな、1人の人間として大切にされ、自分の意見をちゃんと言える権利がある」ということを国全体の基本的な考え方にしようというものです。

第1部では、多治見市子どもの権利擁護委員会の活動報告があり、第2部では、「不登校の子が一歩を踏み出すとき」とう講演会が開催されました。講師は石井しこう氏(不登校ジャーナリスト)。ご本人も中学2年生の時に不登校になり、フリースクール通ったのち、NPO法人で、不登校の子ども、若者、親など400名以上に取材。現在はNPO法人を退社し、日本初のジャーナリストとして、講演や取材「不登校動画甲子園」等のイベント運営など多岐にわたり活躍中の方でした。

印象に残った言葉は、不登校と呼ばれる子どもが、「ひま」と感じるようになると、次への第一歩のサインであること、「安心」、「希望」、「退屈」と感じるようになると、さらに次のサインであること。

また、不登校と呼ばれる子どものケアについて、「雑談力が脳に効く」そうです。

石井しこう氏自身が不登校の経験があることから、独特な言い回しが、印象的でした。

2025年2月7日たじみ放デイねっと開催の講演会にも、子どもの権利擁護委員さんが研修として参加された事を、紙面で知りました。