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就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「トリビア」の講義

DoLA / パテ

2021.06.30


岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。

一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」
「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。
希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。
それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。
電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。
一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。

ドーラの講義をご紹介いたします。

 【トリビア】

近年、テレビやニュースでよく見かけるようになった「SDGs(エスディージーズ)」という
言葉。

「名前は聞いたことあるけど、実際にはどういうことなの?」と思っている人も多いのでは
ないでしょうか?
今回も前回に続いて「SDGs」について、みんなで一緒に学んでいきましょう。

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、世界の国々が話し合い、2030年までに世界が取り組むべき17の目標として2015年9月に国連総会で
採択されました。
この目標、実は新しいものではなく、2000年から2015年に掲げられたMDGs
(ミレニアム開発目標)の目標や指標が含まれています。
MDGsは、開発途上国の貧困・教育・健康・環境などの改善に一定の成果を挙げたものの、
世界共通の新たな課題への対応が必要となりました。
そこで、MDGsを現状に即して拡張し、先進国と途上国を問わず、世界が一丸となって達成
すべき目標を加え、新たに策定されたのがSDGsです。

5つの「P」で考えるSDGs

SDGsには17の目標がありますが,それをさらに5つのキーワードで考えると,よりイメージがしやすくなります。

1.People 人間

~貧しさを解決し,健康でおたがいを大切にしよう~

世界中の人々が幸せになるためには、貧しさや飢えに苦しむ人たちの問題を解決していか
なくてはなりません。
すべての人が健康で、おたがいを大切にし、平等に暮らせる世界をつくることが大切です。

貧しさは、ほかのさまざまな問題も引き起こします。
「十分食べられないために飢えたり栄養が不足する」「教育が受けられない」
「社会的にさまざまな差別や偏見を受ける」。

貧しさは、こういった難しい問題と深くかかわっているのです。

また、世界の人口がふえていくことで、食べものが足りなくなる、飢える人が増えるという
問題もより難しくなっていくかもしれません。
世界のみんなが健康に長生きするには、健康を維持し、病気やケガで治療を受けられる
さまざまなサービスが必要です。
特に赤ちゃんや子どもは、そういったケアを手厚く用意してあげなくてはなりません。
健康に暮らすためには、安全な水や衛生的な環境を保つことも重要な課題です。

2.Prosperity 豊かさ

経済的に豊かで,安心して暮らせる世界にしよう~

地球上のだれもが、どこで暮らしていても、心もカラダも豊かに暮らせること。
そのためには国と国はもちろん、ひとつの国や地域の中での格差を減らさなくては
なりません。
世界がずっと経済を成長させていくのと同時に、自然と調和していくことも大切です。
再生可能な自然エネルギーをできるだけ活用することも、その方法のひとつです。

テクノロジーの進歩は、新しい技術や産業などのイノベーションを生み、世界をより豊かに
してくれるかもしれません。
一方で、十分な収入とやりがい,バランスのとれた働き方、そして安全で住みやすいまちに
住めることも、本当に豊かに暮らしていくには大切になってくるでしょう。

3.Planet 地球

~自然と共存して,地球の環境を守る~

豊かな自然に恵まれた地球。
子どもたち、さらにその次の世代のために、このうつくしい地球を守ることは、今の時代に生きるわたしたちの未来への責任です。
地球の環境を守るためには、ひとつの国や地域だけの努力ではなく、世界全体で取り組まなくてはなりません。
限りある資源を守り、豊かな自然と共に、この先もずっと暮らしていく。
そのためには、絶滅の危機にある動物や植物、自然災害を引き起こす地球の温暖化などの気候変動、失われる森や海など、さまざまな問題に関心を向けていくことが大切です。
そして、自分たちの暮らしが、地球の環境にどう影響しているか、身のまわりから考えていきたいですね。

4.Peace 平和

~争いのない平和を知ることから実現しよう~

世界がずっと平和であり続けてほしい。
それはすべての人々の願いです。
しかし,今も地球上のどこかで戦争や紛争、暴力、迫害などに苦しむ人たちがいます。
平和な日本に住むわたしたちは、そんな争いを遠い別の世界のことのように感じては
いないでしょうか?
同じ地球に住む仲間として、地球のどこかで起きている争いごとに関心を持つこと。
それも、わたしたちにできる、世界の平和への一歩です。

5.Partnership パートナーシップ

~いろいろな形で,みんなが協力し合う大切さ~

SDGsは、地球に住むすべての人たちが「より幸せな未来を手に入れられる」ために、
世界が一緒になってさまざまな問題に取り組むものです。
国と国の協力ももちろん大切ですが、もっと広く大勢の人たちがパートナーシップ
(協力関係)をもって協力し合うことが必要です。
国,企業,地域,学校、家庭の中で協力していくこと。
それが世界の目標であるSDGsを実現します。
身近なところから協力の輪を広げて、だれもが幸せになれる未来のために考え、行動を
おこしていきましょう。
SDGsを簡単にいってしまえば「未来のために、個人個人がほんの少し優しさを取り入れ
よう」というものです。
先のみえない人生であっても、未来の私のために、今の私が贈れる最高のプレゼントがSDGs。SDGsのなかでも、今回は、個人個人が一番簡単に取り組みやすい「プラスチックごみの減らし方」について考えてみたいと思います。

プラスチックごみはどうして「悪」なのか?

日本だけでも年間900万トンが捨てられているプラスチックごみ。
そのなかでも、個人個人が毎日つかう食品関連が40.9%を占めています。
リサイクルにまわされずに単純焼却される割合は16%。石油資源の大量消費にもつながり、SDGs「7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」にも抵触するとして大きな
話題を集めています。

また、京都や奈良で、野生動物が消化不全で大量死しているという報道は、SDGsを知らない方の記憶にも新しいと思います。
鹿や兎たちの胃袋からは大量のレジ袋やプラスチックごみが発見されており、私たち個人
が野山に捨てたゴミを間違って呑み込んでしまっているのです。

プラスチックごみは土に埋めても肥料になりません。
山々に蓄積されて土砂崩れなどの遠因にもなります。
SDGsの「14.海の豊かさをまもろう」「15.陸の豊かさもまもろう」に抵触する
として、個人個人の取り組みが一番期待されている分野です。

プラスチックごみ問題は、海洋プラスチックごみ問題とプラスチックごみ処理問題の2つを
指します。
海洋ゴミ問題が生態系や私たち人間にも影響があるのです。
プラスチックゴミの処理で焼却すると二酸化炭素が排出されます。
ゴミの埋立地の寿命も近づいています。
プラスチックごみは、目標14「海の豊かさを守ろう」が主に関わる内容ですが、燃焼や
埋め立てに関する問題も考えると、環境に重きを置いたSDGsにおいては、ほとんどの目標と
関連するものです。
SDGsの達成にはプラスチックを削減することが不可欠です。
そのためにも、わたしたちができることとして、エコバッグを持ち歩いて極力レジ袋は利用
しないことや、ペットボトルの飲み物は控えて、タンブラーや水筒を持ち歩くようにする、
生活用品を「脱プラスチック」を意識した製品に変えてみるなどがあります。

一人一人が考えた、自分ができること

・やってみたいことを発表しました。

・食材を使い切る→最小限の食材で余らせないように購入する


・使わないものをリサイクルする→リサイクルショップで売る


・煙草を吸わない→忍耐

他にもできることがたくさんありますが、自分一人では難しいこともあるでしょう。

家族や身近な人と協力して、できることから始めていきましょう。

そして何よりも、それを続けていくことが大切ですね。

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