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シパツウ - C-POWER通信

職業人講話 2月

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神など何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。C-POWERグループでは、地域の職業人をお招きし「働くこと」を一人ひとりが考える「職業人講話」の時間があります。

◆職業人講話の目的◆
➀それぞれの職業生活を理解する
②働くことの目的や意義を考える
③自分の生き方や将来設計を考える
④地域の良さや地元への愛着を深める
⑤社会に出ていくことへの意識を高める

【今月の講師】
今月は株式会社ワンズホーム 放課後等デイサービス ミライク 代表取締役 原 仁志様にお話ししていただきました。原様は、長野県出身。福祉用具販売会社に就職され、営業を担当。重度の障害を持つ方が入院される病院に商品の納品で訪れたことがきっかけで障害を持つ方に何かできることはないかと考え、放課後等デイサービスを始められました。

【講話内容】
働く上で大切にしていること

●一個人の言葉を大切にしている
話を最後まで聞き、否定しない。

●挑戦しやすい環境づくり
愚痴が出た時こそ、自分がどうしたらよいかスタッフさんに投げかけるようにしている。

●楽しい気持ちでいることを大切にしている
環境や人間関係の愚痴に対して人や環境のせいにするのではなく、自分自身を変える。

●自分が頼られる存在になる・自分が頼れる存在を作る
自分で考えているだけでは解決できない問題も話を聞いてもらえるだけでも道が見つかる。頼れる存在を見つけるために日頃、自分自身が頼ってもらえるように行動することが大切。

●いつも笑顔を意識する
話しかけやすい雰囲気を作っていると周りから誘ってくれる。交流を深めるうちに頼り、頼られる関係になる

働く上で大切な5つのポイントをご自身の経験談を踏まえて教えていただきました。

質疑応答の時間で訓練生から『自分を変えるためにしたことは?』という質問に対して『周りのみんなを受け入れる表情、心持にした。普段のテンションを1つ上げるイメージで過ごすようにした。』と具体的に教えてくださいました。

講義の後には、訓練生との名刺交換をしていただきました。名刺交換の時に感想を伝える訓練生の姿が見られました。

今回の講話を通して、自分の周りをよくするためには、自分自身ことを振り返り、変化させることの大切さを知ることができました。

随時、見学・体験ができます。まずはお問合せください。
C-POWER WorkingSupportドーラ 
0572‐26‐8523 担当:河内(かわち)