人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて生きています。
そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。
「かなえる力」 著者:池田 弘 氏
2019年も残りわずかとなりました。
来年2020年の目標を立てる時期になり、この1冊を読んでみることにしました。
志の立て方は誰も教えてくれない
昔の日本では、公家や武家に生まれた男子が十五歳になると、元服式を行って志を立てさせていました。
日本では明治以降、学校制度が整備されて、今ではどんな人でも最低限の教養が身につけられるようになっています。
これはたいへんすばらしいことですが、残念ながら学校で教えてくれるのは「知識」だけで、「生き方」までは誰も教えてくれません。
それどころか今は、志を立てることの大切さも教えてくれる人がいません。
現実には、志を立てずに大人になっている人は決して少なくないのです。
そして、大人になっても背骨のある夢を持てない人がいるのは、志を立て、心のもち方や信念という柱になるものをつくっていないから、描く夢に背骨がないということになるのです。
夢は充実した人生を送るために欠かせないものです。
しかし、現実には、そのような夢は簡単に描くことはできません。
人生を充実したものにするような夢は、やはり志を立てることで背骨をつくらないと描くことはできないからです。
「夢」と「志」がどう違うのか具体的に考えることができました。
そして、この機会に来年2020年の目標を真剣に考えてみようと思います。