- TOP
- > シパツウ
- > 読書のススメ㉑

読書のススメ㉑
2019.10.04
人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて
生きています。
そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。
「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」 著者:河合雅司氏

書店には少子高齢社会の問題点を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って人口減少社会の議題を論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に
解き明かす書物はこれまでなかった。
それを明確にしておかなければ、論ずべき適切な対策とは何なのかを判断できず、
日本の行く末を変えることはかなわないはずなのに、である。
本書が、その画期的な役目を果たそう。
具体的な構成として、まず第1部は「人口減少カレンダー」とし、2017年から約100年後の2115年まで、年代順に何が起こるのかを示した。
ひと口に「少子高齢化」と言っても、いつ、どのように進み、人口はどのように
減っていくのか。
それがもたらす未来に迫っていく。
「来年のことを言うと鬼が笑う」という諺があるが、人口の将来推計、
そしてそれに基づく諸現象の予測は、どこぞの≪未来予想≫とは異なり、
極端に外れることはない。
~「はじめに」より