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シパツウ - C-POWER通信

読書のススメ

「ゼロ秒思考」~頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング~

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて
生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介いたします。

「ゼロ秒思考」~頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング~     著者:赤羽雄一氏

一生懸命考えているつもりで、実際は立ち止まっている、という人が意外に多い。

前に進まない。
あるいは、空回りする。気になることがあると、頭が上手く働かず、考えがなかなか深く
ならない。
考えようとしても、目の前の別の課題が頭に浮かぶ。
集中して考えることができない。
行ったり来たりで結論を出せず、時間をかけても深堀できず、堂々巡りすることになる。

深く考えるという以前に、少しでも前向きに考えられればまだましだ。
迷う時は、ああでもない、こうでもない、と課題の入り口で思い悩み、深く考えるどころか
一歩も前に進まない。
ずいぶん考えた、考え疲れたと思っても、少しも前進できていない。

そもそも、大半の人は、どうすれば「深く考える」ことができるのかがよくわかっていない。

「もっとよく考えてください」「この考えは浅いね」などと言われ、深く考えることを要求
されていることは分かる。
深く考えられると、なんだか素晴らしいことができそうな気もするが、みなその具体的な
方法論を知らない。
こうかな、と思ってもあまり自信がない。

思い起こしてみれば、日本は小学校の時から、考える訓練、効果的に考えをまとめる訓練が
ほとんどなされていない。
自分の考えをどのように深めていくのか、という教育は若干の作文の時間以外ほとんど
なされない。
授業中の発言も、教師からの質問に答えることが大半だ。
米国のように意見を戦わせることもほとんどない。
ましてや、考えるプロセスや悩みへの対処法などは到底カバーされていない。

私は、普通に話をしたり、本を読んだり、インターネットを利用できるような人は、本来的にみな頭がよいと考えている。
ストレスやプレッシャーに弱い人はいるが、誰でも自分の意見を持っており、安心できる
環境であれば発言できる。
適切な判断力も持っている。
確かに考えの浅い、深いはあるが、これもやりとりする中で改善していく。
年齢、学歴、性別、経験などによる差はほとんどない。
ところが、驚くほど多くの人が自分に自信を持てず、せっかくの能力が宝の持ち腐れとなる。
これはあまりにもったいない。
心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。
仕事ができるようになる。コミュニケーションの悩みも減り、不必要な苦しみから少な
からず解放されて生きていくことができる。
 ~はじめにより~

ゼロ秒思考を手に入れるための方法の1つに「メモ」がありました。

嬉しい、悲しい、好きだ、つらい、やりたくない等の感情の次には、何らかの考えが
浮かびますね。

感情を考えにして、その考えをメモにしていくと良いとがわかりました。

メモにしていきながら、何らかの課題解決に取り組んでいきたいものですね。