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シパツウ - C-POWER通信

読書のススメ ②

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介しています。

「嫌われる勇気」 自己啓発の源流「アドラー」の考え    著者:岸見一郎  古賀史健

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない― ―「対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る“勇気”の対話篇」です。
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在だったアルフレッド・アドラー。
ここ数年、少しずつテレビでも取り上げられ、名前を知られるようになってきました。
「トラウマ」の存在を否定した上で、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思います。

本書では、平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「全く新しい古典」です。
悩みを消し去り、幸福に生きるための具体的な「処方箋」が、この本に書かれています。

 人生には、何気なく手に取った一冊の本が、翌朝からの景色を一変させてしまうような出逢いがあります。

皆様に素敵な出逢いが訪れますように。