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シパツウ - C-POWER通信

防災訓練2020 秋

多治見市池田町にある就労移行支援事業所C-POWER WorkingSupportドーラと就労継続支援B型事業所SWINGU(スウィング)で、合同の防災訓練を行いました。

今回は、大雨によって、自動車で避難場所へ避難できない設定での浸水避難訓練です。全員が徒歩で避難場所へ避難します。

水防法に基づく浸水想定区域については、洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、又は浸水を防止することにより、水災による被害の軽減を図ることを目的とします。
平成27年3月末現在、約2,000の河川においてその指定がなされています。
多治見市内の河川:土岐川・大原川・笠原川
水防法では、洪水浸水想定区域内に存する市町村に対し、市町村地域防災計画に避難の方法等を定め、その内容をハザードマップにより周知するよう義務付けています。
また、区域内に存する地下街等や要配慮者利用施設、大規模工場等における洪水時の避難確保・浸水防止計画の作成等についても規定されているところです。
このように、洪水浸水想定区域は、洪水時の住民等の安全確保の根幹的な資料であり、その作成にあたっては統一した基準で行う必要があることから、国土交通省では、「浸水想定区域図作成マニュアル」を公表しています。
洪水時の避難に対すある心構えを学び、被災しないために何をしたらいいかを考えました。

公園まで、皆で歩いて避難しました。洪水の設定ですが、今回はとても良い天気です。実際に大雨だったら、傘で周りがよく見えないかもしれません。
また、マンホールや側溝かから雨水が吹き出したりしていて足元も危険な状況になるでしょう。
歩きにくい人もいると思いますので、天気が良く周りがよく見える時に、避難場所までの環境を知っておくことが大切ですね。
もう何度も避難訓練を経験していることもあり、とても早くスムーズに進行しました。

「今度は計画的ではなく、突然の訓練にしよう!」という声も上がりました。災害は突然やってきます。そのいざという時に備えて訓練します。

浸水は火災や地震とはまた違う避難になりますので、家庭でもどのように避難場所へ行くかを話し合っておくといいですね。