岐阜県多治見市にあるC-POWERグループ(シーパワーグループ)には、様々な福祉サービス事業所があります。
・就労移行支援事業所 (訓練を通して一般就労を目指す学校みたいなところ)
C-POWER WorkingSupportドーラ (ワーキングサポートドーラ) です。
・就労継続支援B型事業所 (まずは自分のペースで通所し、できる作業を通して一般就労を
目指していく作業所)
SWINGU (スウィング)です。
・就労継続支援A型事業所 (納期に合わせて、自分の障害を理解してもらいながら働く雇用型
の職場)
TRID (トリッド) です。
・生活介護事業所 (創作活動を通して、作品や自分の可能性を社会に発信していく事業所)
おといろアイランドです。
・共同生活援助事業所 (自分で生活を選択し、地域生活を実現する事業所)
GiOhome (ジオホーム)です。
・就労定着支援事業所 (長く安定した一般就労ができるように、企業と本人と一緒に就労を
考える事業所)
パテです。
・お困りごとがある方は、相談支援事業所でまず自分のことを相談してみませんか?
CSロープ (シーエスロープ)です。
一人ひとりの「こんなふうに働きたい」「こんなふうに暮らしたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。
みなさんは「シトラスリボン」を知っていますか?
コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。
愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」
「おかえり」の気持ちを表す活動のことです。
リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
当たり前と思っていた普段の生活を揺さぶっているCOVID-19。
たとえウイルスに感染しても、誰でも地域で笑顔のある暮らしを取り戻せる差別・偏見のない社会にしたいですね。
この取り組みは、多治見市内各所で行われています。
笠原中学校PTA家庭教育委員会が多治見市長を訪問したり、岐阜県PTA連合会もこの
プロジェクトに賛同したりして、市内の各学校でも児童・生徒の皆さんと先生方や保護者が
一緒になって、コロナハラスメント防止の機運醸成を図っています。
C-POWERグループもこの「シトラスリボンプロジェクト」に賛同しています。
つらいことに立ち向かっている人たちが、今いる場所・地域で安心して暮らしたいという気持ちは、福祉の視点でも同じです。
周りにいる人たちが様々な人を受け入れる優しい気持ちを忘れずにいることが大切です。
どんなまちになると、すべての人が住みよいまちになるでしょう?
安心して暮らせるまちにするにはどうしたらいいでしょう?
年齢・職業・性別・国籍・社会的な役割や地位などを超えて、私たちは一人の人間として、「今、何が大切なのか」を考える時なのです。
「ただいま」「おかえり」と心から言い合える社会に、そんな空気にしていく取り組みを
C-POWERグループでも進めていこうと思います。
今回は、作成したシトラスリボンを地域の団体の皆さんへプレゼントすることができました。
多治見消防本部
多治見市社会福祉協議会
多治見市シルバー人材センター
多治見市文化振興事業団
シトラスリボンを地域の方にお渡しすることで、シトラスリボンプロジェクトをより多くの方に知ってもらうことができると思います。
そして、シトラスリボンプロジェクトという取り組みを通して、新型コロナウイルス感染症に関わる差別や偏見が無くなっていくことを心から願っています。
みんなで、優しさと思いやりの輪を広げていきましょう!