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シパツウ - C-POWER通信

就労移行支援事業所C-POWER WorkingSupportドーラ おかげさまで8周年!

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は・身体・知的・精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

今年の8月で、ドーラは8周年を迎えました。
今年も「成果報告会」を開催しました。
今回の報告会のテーマは「私のプレゼンテーション」です。

今の自分がドーラで頑張っていること、取り組んでいること、将来の夢などを5分間の持ち時間で発表します。
「プレゼンテーション(Presentation)」の語源は「プレゼント(Present)」からきていると言われています。
聴き手に対してあなたの提案をプレゼントするという意味です。
R-Meで「話す・聞くためのルール・マナー・エチケット」を学びました。
売り込みたい自分のことを聴き手にプレゼントする。
どうしたら聴き手に自分のことが伝わるかを考えて発表します。
7月に入り一人ひとり自分のことをどうプレゼンするか考えてきました。

「原稿を見て話すのではなく、覚えて前を向いて話そう」という方。
「パワーポイントを使って発表しよう」という方。
「実際に実物を見せて説明しよう」という方。
「自宅で撮ってきた動画を使ってみよう」という方など様々でした。
パソコンの画面を大きなモニターに映し出し、皆に見えるように、声は奥の人まで届く声の大きさで話そうと意識して取り組めました。

参加された訓練生の保護者の方からも多くの声をいただきました。

ご家族(訓練生)のプレゼンはいかがでしたか?

・自分の話したいことがわかりやすくてよかった。
・自己紹介はよくできていたが、これからどう変わっていくか、目標がわかりにくかった。
・早口ではあったが、前を向いて自分の話したいことを伝えることができていた。
・未熟な部分をどうやってドーラで訓練するかをもっと具体的にしていくとよい。
・将来の具体的な考えを発表してほしかった。
・まとまりのある長い文章が書けるようになったと思った。
・夢は大事だが現実的にどうなのか考えてほしい。
・態度に落ち着きが見られて成長を実感した。
・家ではあまり話さないが、自分の考えや取り組みをしっかり話せていて驚いた。
・残りの日々を本人が決めた方向に向かえるように応援したい。

事業所全体の雰囲気はいかがでしたか?

・とても温かい雰囲気で安心。
・人数が多すぎず少なすぎずで良い。
・全力でサポートしてくれる感じが伝わった。
・大変良い。
・人それぞれ試験や検定に向けて取り組める環境が良い。
・2年間という限られた時間を有意義に過ごせそう。

私のプレゼンテーションというテーマはいかがでしたか?

・学校と違い、年齢も違っていろんな困難を抱えた人が通所しているのだと知れた。
・自分に向き合い、困難を克服しようと頑張っていることが分かった。
・普段の行動や生活とは違う面が見られてよかった。
・プレゼンは話す技術が身につき、良い取り組みだと思う。
・どの方もしっかりとした考えがあり、すばらしかった。
・みなさんの将来の夢や今の頑張りを聞くことができてよかった。
・昨年よりも良い発表だった。
・みんなの将来の夢を聞いて、本人の刺激になったと思う。
・発表内容がちゃんと伝わるように工夫されていた。

保護者の方の声を参考にしながら、今後も訓練生の自立した将来・幸せな将来を応援し、取り組んでまいります。

ありがとうございました。