岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神など何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
今回は多治見市役所 選挙管理委員会 古田 敏之さんにお越しいただき、選挙について訓練生にお話をしていただきました。

投票することの大切さ
令和8年2月に行われた衆議院議員総選挙で多治見市の投票率は60%と令和7年7月に行われた参議院議員選挙と比べ上昇傾向でした。しかし、年代別の内訳を見てみると10代が4割、20代が3割と低く選挙権が18歳以上の国民に付与されてから10年経ちますが、選挙に参加する10代・20代の世代が少ないことが問題です。
なぜ、問題なのかというと、現在の投票率は60~70代以降が70%と高く、若い世代の投票率が低い状況です。このままだと政治に若い世代の意見が取り入れられにくくなり、60~70代向けの政治になってしまいます。若い世代の人達は、自分たちの意見が反映されていないことを機に政治への興味がなくなります。そして若い世代の選挙への関心が薄れ、若い世代が投票に行かなくなるという負のスパイラルが続いてしまうからです。
一票じゃ何も変わらないのでは?
自分一人が投票に行っても結果は変わらないと考える方もいると思います。例えば、同じ選挙区で立候補した人が二人いたとします。二人の投票数は同じ数になりました。この場合、どう結果をつけるかというと立候補した二人によるくじ引きで決めます。
自分が一票投票していたら、結果は変わっていたかも…なんてこともありうるのです。
「選挙では誰の一票でも正しく使われる。
投票だけで終わらず、その後の流れも見守ることが大切です。」
Q&A
Q.情報収集はどうすればいい?
A.選挙に参加する場合、情報を集め、立候補者の中から誰に投票するか決める必要があります。そんな時に役立つが『選挙公報』です。選挙公報とは、すべての立候補者の考え方がまとめた文書です。ニュースやSNSだけでなく、選挙公報も活用して自分の考えと合った立候補者を決め投票に参加しましょう。
選挙公報は、市役所やコンビニ、新聞折込、自治体の回覧板で手に入れることができます。
Q.当日投票に行けない時は?
A.投票日当日に行けない方は『期日前投票』をおすすめします。投票日の前日午後8時まで事前に投票できます。
Q.前に住んでいた市区町村から投票用紙が届いた
A.在住の市区町村から引っ越した場合、3ヶ月経過しないと投票ができません。その場合は前に住んでいた市区町村での投票になります。前に住んでいた市区町村での投票が難しい場合は、『不在者投票』を活用してください。
不在者投票を行いたい場合は、在住する市役所等に問い合わせください。
講義の後、実際に投票で使われている機材を使って模擬投票をしました。選挙管理員会役、投票者に役割を分けて順番に模擬投票をしました。訓練生から「こんな風に準備するのですね」や「以前、投票に行った時と同じ会場になった」と様々な感想が聞けました。


改めて、選挙に参加することの大切さを学びました。
次回の選挙は、今回学んだことを活かし投票したいと思います。
ドーラは、自分の人生や計画をデザインする方法を学ぶ場所です。
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担当:河内(かわち)