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シパツウ - C-POWER通信

お届けセミナー

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの
何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、
障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中で
どう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

それぞれに合わせたプランに沿って、必要なことを訓練していきます。

電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力を
ビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。

希望する働き方や、実現までの道のりは、一人ひとり違います。

一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。

就労移行支援事業所「C-POWER WorkingSupportドーラ」の講義をご紹介いたします。

【おとどけセミナー】

「おとどけセミナー」とは、
多治見市役所の方が希望する場所に出向いて、市役所の仕事や私たちの生活で必要なこと、
知りたい様々な内容をわかりやすく説明してくださる講座です。
今回は、そんな
「おとどけセミナー」
を活用させていただきながら、SDGsの
「エシカル消費」
について学びました。

貧困や飢餓、環境破壊や気候変動など世界はいま、かつてない程の深刻な問題に直面して
います。
SDGs は、こうした様々な問題を解決し、持続可能な社会を実現するため、
「誰一人取り残さない」
という理念の下、世界中の人々が話し合い、取り決めた、2030 年までに達成すべき17つの目標のことです。
私たちが社会や環境に優しいモノを選べば、社会や環境に配慮する事業者が増えます。
そして、そうした事業者が増えれば、児童労働や環境破壊が減り、世界は持続可能な社会に
近づいていきます。
私たちが「消費」しているモノやサービスの生産の背景を知り、児童労働や生産者の搾取を
助長しないモノを買ったり、環境負荷の低いモノを買ったりすることは、それ自体が貧困や
飢餓、気候変動などの社会的課題や環境問題の解決に貢献することになります。
私たちは、エシカル消費を通じて、SDGsの様々なゴールを解決に導く一端を担うことが
できるのです。
エシカル消費は、SDGs の17 の目標のうち、
「12 つくる責任 つかう責任」
を始め、主に
「1 貧困をなくそう」
「2 飢餓をゼロに」
「3すべての人に健康と福祉を」
「4 質の高い教育をみんなに」
「6 安全な水とトイレを世界中に」
「8 働きがいも経済成長も」
「10 人や国の不平等をなくそう」
「13 気候変動に具体的な対策を」
「14 海の豊かさを守ろう」
「15 陸の豊かさも守ろう」
「16 平和と公正をすべての人に」
「17 パートナーシップで目標を達成しよう」

などのゴール達成に貢献する取組です。