岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神など何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。
C-POWERグループでは、地域の職業人をお招きし「働くこと」を一人ひとりが考える「職業人講話」の時間があります。
–––◆職業人講話の目的◆–––
➀それぞれの職業生活を理解する
②働くことの目的や意義を考える
③自分の生き方や将来設計を考える
④地域の良さや地元への愛着を深める
⑤社会に出ていくことへの意識を高める
【講師紹介】
今回は、株式会社BRIGHT 代表取締役社長 元山 貴満様に来ていただきました。株式会社BRIGHTは、オーダースーツ、美容サロン経営、経営コンサルティングと3つの事業を展開されています。

【講話内容】
『当たり前のことを当たり前にできているか』
ということを軸に、元山様が大切にされていること、就労を目指す訓練生へ意識すると良いポイントなどについてお話いただきました。
■挨拶をすること
挨拶をされるのを待つのではなく、自分から挨拶をすることを意識する。
・挨拶=自己アピール、人間関係の基礎
挨拶は相手にあなたとコミュニケーションをとりたい、自分はこんな人間ですという思いを伝えることができる。自分を覚えてもらうことができる。
相手に良い印象を持ってもらえるよう、明るく、元気よく、自分から挨拶をすることを心掛けています。
■時間を守ること
社会では時間が設けられています。
9時の待ち合わせの場合、9時に間に合うためには、何時に起き、どのように準備を行うと良いのか、約束の時間から遡って考えることが大切。事前の準備を行い、余裕を持って行動することが大切。
約束の時間に遅れることは、相手の時間を奪うことと同じである。
時間を守ることは相手との約束を守ることであり、相手を尊重すること、相手への敬意を表すことができ、より良い人間関係を築く土台となります。
■継続すること
あいさつや時間を守ることは、1度できたら終わりではなくどんな時もできるようにする。
■続けることができる目標を立てる
小さな目標を立て、まずは一週間やってみる
(具体例)
・いつもより5分早く家を出る
・顔を上げて挨拶をする
・靴を揃えて脱ぐ など
難しいことでなく継続できる目標を立て、できるようになったら次のステップへと進んでいく。
「小さな目標を立てて確実に達成する」というプロセスを繰り返すことで、自信が付いていく。
自分で決めた目標を実践することは、「自分との約束」を守ること。
小さな約束を守り続けることで、「自分はできる」という確信が生まれ、自分を信じられるようになります。
また、なかなか続けられない時は上手にできている人に聞き真似をすること、相手を変えるのではなく自分の行動を変えること、生活しやすいように環境を整えると幸せにつながっていくと教えていただきました。

元山様のお話は基礎的な「挨拶」や「時間を守ること」などとてもシンプルな内容で、誰もが日常の行動を思い浮かべ、照らし合わせながら考えることができたと思います。
心に響くシンプルな話や言葉は、立ち止まって自分を見つめ直す良いきっかけとなりました。
挨拶と時間を守ることは、社会人やビジネスの現場において、信頼を築くための最も基本的な「当たり前」の行動とされています。しかし当たり前のことができることは決して簡単なことではなく、一朝一夕で作られるものでもありません。日々の心掛けと実践、努力の継続から生まれるものだと思います。小さな心掛けを積み重ねることが大きな成果「当たり前」につながっていきます。
通所時の「おはようございます」、退所時の「お疲れ様でした」
日々の何気ない挨拶においても、声の大きさやトーン、視線、表情、など意識するポイントは沢山あります。
言葉を発してのコミュニケーションが難しい場合でも、視線やジェスチャーなど、どうするとより相手に伝わるか考え、試しながら、実践し続けることが大切だと考えます。自分にとっての「当たり前」を決め、誰かと比較するのではなく、自分のルールや目標を守り進んでいくこと。
「相手に伝えたい」という気持ちを大切に、自分の挨拶を磨いていく!!
良い一日のスタートと締めくくりをすることを大切にしながら、それぞれの目標に向かって訓練をしていきたいと思います。
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担当:河内(かわち)