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シパツウ - C-POWER通信

就労移行支援事業所C-POWER WorkingSupportドーラ「トリビア」の講義

トリビア

トリビアとは、雑学的な事柄や知識のことです。
ドーラでは、雑学から会話に結び付けられるようにトリビアの講義で様々な知って得する話題を学んでいます。

働く上ではもちろんですが、人として誰かと関わりながら生きていく上では、「読む」「考える」「書く」「発表・発信する」「聞く」ということはとても大切なコミュニケーションの要素です。
大切なその力を身につけるために、ドーラでは日頃から輪読を行い、感想を発表するという訓練をしていますが、1つの内容を一層深堀りしていくことで、1人ひとりが1つのことに集中できる時間≪読考書発聞(どっこうしょはつぶん)≫に取り組んでいます。
今日のタイトルは「長い間ありがとう」です。
日々、どんな時にも思わぬことは起きるものです。
大切にしていたグラスを割ってしまい、その時の対処から学んだという内容でした。
割れたグラスの破片を拾い集め、「長い間ありがとう」と頭を下げて感謝し、ゴミ箱へそっと仕舞うように置くという行為に、訓練生は「ゴミになった後でも最後まで丁寧に扱う態度に感謝が伝わる」「当たり前にあるものを当たり前に思わないことが大事」「毎日心臓は動いてくれて私たちは生きていられる。
病気になってから初めて健康の有難さが分かる」などの感想を発表しました。
物を大切にする気持ちは、感謝する気持ちであり、物だけでなく、周りの人すべてに対して感謝の気持ちが大切だと学びました。

訓練生一人ひとりが自分の意見を発表し、皆の意見をきちんと聞くことができました。
時間が余った人は、本文を見ながら、その通りに書写をしていきました。

自分の頭で考え、集中して取り組めた時間になりました。