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シパツウ - C-POWER通信

就労移行支援事業所C-POWERWorkingSupportドーラ講義のご紹介⑬

 【会議の達人】

働く上では、チームで何かを考えたり、担当になって何かを進めたりする場合が出てきます。
そんな時にどんな役割があり、どう進めて決めていくとよいかを学んでいます。
今回は、「Vアップ会議」を学びました。
これは、自分の考えをメモ用紙に書いて壁に貼っていく会議です。
喋るのが苦手な人でも、どんどん意見が出せ、同じ意見も反映されます。

≪KJ会議≫
日本の文化人類学者 川喜田二郎氏(元東京工業大学教授)が考案した創造性開発(または創造的問題解決)の技法で、川喜田氏の頭文字をとって「KJ法」と名付けられています。
アイデアや意見、または各種の調査の現場から収集された雑多な情報を1枚ずつ小さなカード(今回は付箋を使いました)に書き込み、それらのカードの中から近い感じがするもの同士を集めてグループ化していき、組み立てて図解していきます。
こうした作業の中からテーマの解決に役立つヒントやひらめきを生み出していきます。
議題①多治見市のキャラクターうながっぱを世界1にするためには?
課題②冬に食べたいものといえば?
この2つの課題を2つのグループに分かれてKJ会議しました。
思いついたことをどんどん付箋に書いていきます。
書いた付箋を用紙に貼り付けていき、用紙がいっぱいになるくらいに、グループでたくさん考えました。

書いた付箋を見ながら、同じ内容ごとに分けていきます。
どんな内容に分けたかを発表していきました。

この会議では、質よりも量が大切になってくるので、思いついたことを躊躇せずにどんどん書けると進行しやすくなります。
次回は一番多い内容の種類の付箋を決めて、見出しに応じて貼り付けていくことをやっていきます。

自分の意見が出せ、形になっていくのが目に見える会議は楽しいですね。