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シパツウ - C-POWER通信

2月の職業人講話

頑張っている自分を見ていてくれる人がいるC-POWERグループでは毎月1回、地域の職業人をお招きし、「働くこと」を一人ひとりが考える時間を設けています。
2月の職業人講話から、A型事業所TRIDのアシスタントが司会進行を行うことになりました。
事前に何度も打ち合わせを行い、分担された仕事を確認したりしてこの日を迎えました。
始めにアシスタントが起立し、「よろしくお願いします」と挨拶をしました。

今月の講話は、多治見市の望月社会保険労務士事務所より望月泰徳先生をお迎えし、「働くこと」を見つめ直し、社会に出ていくことへの意識を高める時間となりました。
今回は、4月からの労働基準法改定に伴い「こころの働き方改革」と題しお話しいただきました。
望月先生ご自身の小学校時代の苦悩や入院生活、アルバイトの経験、人との出会いを、終始笑顔でとても分かりやすくお話しいただきました。
また、目標をもつことの大切さや嫌なことを良くしていくにはどうしたらいいか等、自信をもつことで新しい自分になれることも学びました。

参加者から「いろんな苦しみの中でめげることはなかったか?」と質問が出ました。
望月先生は笑顔で「毎回めげてます。かなりめげました。」とおっしゃいました。
「でも、嫌だなと思うことを、どうしたら嫌じゃなくなるか工夫することが大事だと思います。そして、自分のことを評価し過ぎないこと。評価は誰かがしてくれる。頑張っている自分を必ず誰かが見ていて助けてくれる。それは両親だったり、先生だったり、同僚や上司だったり。辛いことの方が記憶には残りやすいけれど、いつも誰かが助けてくれて今の自分があることを忘れないでください」とメッセージをいただきました。
あらためて、今自分が生きていられることに感謝したいと思いました。

講話後、参加者全員と名刺交換をしていただきました。

望月先生、貴重なお時間をありがとうございました。

無事に職業人講話が終わりました。
初めてのTRIDアシスタントによる進行もとても上手くいきました。
一人ひとりが役割をもち責任をもって誰かのために動くこと。
「働くこと」とはそういうことだと思います。
アシスタントの成長を実感しました。
そしてこんな仲間と一緒に働けて幸せだなと思いました。

3月の職業人講話のご案内

3月19日(火)13:00より多治見市産業文化センター3階中会議室にて

一般の方もご自由にお入りいただけます。