多治見市池田町にある就労継続支援B型事業所SWINGU(スウィング)。
ここでは
・身体
・知的
・精神
・発達障害
を抱える20代~60代の方が作業をしています。
SWINGUでは、一緒に働く仲間のことを「メンバー」と呼んでいます。
「メンバー」一人ひとりに合わせた様々な作業を提供し、
仕事をしてもらっています。
事業所内は段差がなく、
作業場もトイレも面談室もバリアフリーです。
どなたでも安心して作業ができるように整えています。
今回は、
SWINGUの作業の中から
「はかる」
作業についてご紹介いたします。
正しく作業した商品の基本の重さを測ります。
いくつか同じように正しく作業された商品の重さをはかり、
平均の重さを出します。
1つでも多く商品が入っていたり、
足りなかったりした場合にどれくらいの差が出るのか検証します。
平均の正しい重さをメモに書いて、
はかりの近くに貼っておきます。
いつでもだれでも分かるようにしておくことが大事です。
1つずつはかる場合の重さと、
2つ、
3つ等、
簡単に数の把握ができて、
はかりに乗せても安定する数で重さを書いておくと、
速く効率よく重さの確認ができます。
物を目で見ても間違いやすいですが、
重さの数字を確認することで、
中身のエラーを確認して修正することができます。
長さをはかる場合も、
基本となる見本を準備して、
同じように切ったり確認したりします。
作業をしながら一般就労を目指しているメンバーがたくさんいます。
「誰かがそばにいないと働けない」
という状況では一般就労はできません。
毎日の作業を通して、
一人ひとりの
「働く」
を準備していきます。
作業を通して、
自分で、
または一緒に考えたり工夫したりしながら
「私の働くとは?」
を考えていきましょう。