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読書のススメ「人生を変える ポジティブ習慣」

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。
その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生をめて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

「人生を変える ポジティブ習慣」       著者:隂山英雄 氏

世の中には、チャンスを逃す人とつかむ人がいます。
両者の違いはどこにあるのでしょう。

チャンスをつかむ人の多くは、良いことも悪いことも受け入れて、どんなときでも人生を楽しもうとする「ポジティブさ」をもっています。
一方、チャンスを逃してしまう人は、失敗するリスクを過大に評価し、恐れ、行動しません。
新しいことを始める時は、リスクがつきものです。
うまくいかないこともたくさんあるでしょう。
けれど、「自分の思うように進まないかも」「失敗してしまうかも」といつまでも不安を抱えていては、何も始まらないし、何も変わりません。
多少のリスクを取っても、「プラスを面白がる」という気持ちが「ポジティブ」の意味だと考えます。

たとえば、新しいことを始める時にプラス(良いこと)とマイナス(悪いこと)を秤にかけて、プラスが多ければ、マイナスには目をつむる。
仮にプラスが「10」あって、マイナスが「5」だとすれば、差し引きプラス「5」です。
だとすれば、プラス「10」を取るために「5」のマイナスは捨ててもいい。
得られること(プラス)より失うこと(マイナス)にフォーカスしている限り、「本当にやりたいこと」はできません。
仕事でも勉強でも、もっとも大切なのは、「楽しむこと」「面白がること」です。
「ポジティブ習慣」とは、日常の中でリスクを恐れず、失敗を怖がらず、人生を「面白がる」こと。

では、どうすればネガティブな気持ちを払拭することができるでしょうか。
どうすれば、毎日を面白がることを習慣にできるのでしょうか。
そこには、努力も根性も必要ありません。
やるべきことを絞り込んだら、それを習慣化させる環境を整えるだけ。

「ポジティブさ」は人生を楽しむために必要な「能力」のひとつなのです。
ポジティブかどうかは、持って生まれた素質や性格ではありません。
人生で成功するかどうかは、「ポジティブ習慣」を日々の生活の中で「実践しているか・いないか」にかかっています。

今までのやり方や考え方を見直し、人生を面白がっていきましょう!